ortの灰ログ

人狼のことや技術のことや日々雑感

出産育休の話

子供が産まれました

だいぶ前ですが無事子供が産まれました。
せっかくなので、産後直後までをうちはこう乗り切ったよ、 というのを旦那視点で書いておこうと思います。

心構え

大体こんな心構えで臨みました。

知識は妻以上に仕入れておき、調査も自分でやる

自分も親になるので当然ですよね。
妊娠出産する女性は身体も変化するしホルモンも乱れるしで大変なので、
何も変化しない旦那がやるのが良いです。
両親教室も産後の仕事復帰までは全部参加しました。

妊娠出産で女性の身体に何が起こるかも理解しておいたほうが良いです。
「この時期はこうなるのは仕方ない」
「今こういう症状が出たら危ない」
「今はこういう食事を摂った方が良い」
を理解しておくのは大事です。

余談ですが、
保活激戦区に在住しているのもあり、子供ができる前から調べていたのですが、
保活の話をしていたら人狼界隈の人に女性誤認されていました。
男もやろう、保活。

妻に何もさせない

つわり時期はイメージが湧きやすいと思いますが、
妊娠直後の女性は眠気が凄かったり
出産直後の女性は交通事故レベルで身体にダメージを負ったりしています※ 。

身体の変化についていくだけでも大変ですし、 夫がやれないことは出産と母乳授乳くらいなので、
現実的にやれるかは別として、産後回復してくるまでは他の家事育児は全部やるつもりでいきました。

※個人差は当然ありますが、私の妻は

  • 1ヶ月は寝たきり、外出不可
  • 2ヶ月で近場なら短時間出かけられる
    • 一緒に保育園見学とかしました
  • 3ヶ月で家事復帰できる(完治ではない)

という感じでした。

こうして乗り切りました

前提:里帰りはしない

我が家は里帰りせず近場で産み、
私が育休を2ヶ月強取って諸々対応していました。
(+1ヶ月リモートワーク)

金銭面の都合や両親がまだ働いていること、
私も貴重な新生児時期に育児に参加したかったこと、
無痛分娩ができる良い病院が近場にあったこと、
などが理由です。

準備:育児関連

たまごクラブなりWebで検索するなりすると大体口コミも含めて出てくるので、
順々に買っていきました。

あまり特筆することはないですが、
「これ良かったよ」というものを挙げるとすれば

  • バウンサー(レンタルもあります)
  • メリー

あたりでしょうか。
メリーは生後2ヶ月くらいで買ったのですが、
我が子はかなり喜んでいました。
ベビーカーも産後でも良いのですが
買う暇がなさそうだと思ったので先に購入。

こんなやつです。軽くていい感じです。
セールを狙ったりメルカリもチェックしてました。
このあたりは調べればいくらでも出てくるのでこのくらいにします。

準備:家電

産後は睡眠時間も確保できず、
夫婦ともに鬱になりやすいらしいです。

我が家は
とにかく時間を金で買って睡眠を確保、
家事、妻のケア、赤ちゃんの世話を全力でやる

ことにしました。
体調を崩したり鬱になって育児も仕事もできず、、のほうが辛いですし。

正確には子供ができる前に買いましたが、

を揃えました。
(廉価版というか、安いものですが)

産後はとにかく睡眠時間の確保に必死だったので、
これがなかったら大変だったと思います。

産後サポート制度

プロの保育士の方が20回まで格安で来てくださるとか、
地域の育児経験のある方が育児サポートに来てくださるなど、
だいたいどこの自治体でもやっているはずです。
私は母子手帳をもらうあたりで説明された気がします。

「小さい子供を預けるなんて・・・」
という考えの人もいるようですが、
親の体力気力を回復させたほうが結果的により愛情を注げるので、
保育園の一時預かりも含め、我が家は利用できるものはなんでも利用することにしました。
根性論とか昔はどうだったとかは無視で良いです。

子供をみてくださってる間に寝るとか、
作り置きを大量に作っておいてもらう等
かなりありがたかったですね。

産後は調べる気力も中々湧かないので、
事前に調査しておいて、申し込みできるならしておいたほうが良いです。

食事を作るのを諦める

産後直後〜産後1ヶ月くらいまでは作るのを諦めて宅配に頼りました。
予想通り、新生児の世話や妻のケアを全力でやろうとすると、
産後1ヶ月くらいまでは料理/買い出しもロクにできなかったので、正解でしたね。

具体的には、生協のミールキットやセブンミールの弁当を1ヶ月ほど使って、
朝食くらいは(夜中に)作ったり、野菜系の副菜を1品追加したり、
母親が来てくれている間に副菜を追加で作ってもらったり、
で乗り切った記憶があります。

本当はもっと健康に良いものを食べさせてあげたかったのですが。。
さっと健康的なものを作れるスキルが不足してましたね。

寝る時間だけは確保して、あとは全部自分で

私が超夜型、妻が朝型の人間なのもあり、
仕事復帰までは

私:13〜30時は育児家事全部、6-13時に睡眠
妻:6-13時は育児、他は身体の回復に努める

というやり方でいきました。

寝る部屋も別にして、泣き声が聞こえない部屋で
連続した睡眠時間を確保するようにしました。

寝る時間が朝〜昼なので身体が慣れるまで大変でしたが、
やはり睡眠時間が確保できるのは良かったですね。

一人で見る時間がどうしても多くなるので、
ミルクを何時にあげたとかを夫婦で管理できるアプリも使ってました。

ただ、3時間くらい泣き続けられると精神が崩壊しそうになるので
その時は起こして助けを求めるとかした気はします。
わかっていても精神がやられるんですよね。

親にも頼る

妻の母が産後2週間から10日間ほど来てくださいました。

正直かなり準備してきたつもりでしたが、
来てくださらないとかなりしんどかったと思います。
産後1週間は病院、その後1週間は最初なのでまだ身体が保つのですが、
産後2週〜3週ごろが一番しんどかったです。

産後直後の女性はホルモンの問題でかなり精神的に不安定になるので、
その観点でも自分の親が居るというのは良かったようです。
(里帰りの良い点でもありますね)

最後に

産後直後をうちはこうやって乗り切ったよ、
というのをつらつら書いてみました。
すごく大変で辛いような書き味になってしまいましたが、
子供が可愛すぎて仕方ないのでただただ辛いというわけではなかったですね。

まだこれから違った大変さが出てくるのでしょうけど、
全然頑張れる気がします。

子供はいいぞ。